2020年10月3日付、公式ブログから翻訳
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SRイベントプログラムの一環として、FilecoinチームはFilecoinコミュニティと毎週ライブAMA(何でも聞いて)を開催しています。9月30日に、SR2とFilecoinマイニングに関する20以上の質問に答える5回目のAMAを開催しました。
Q&Aの回答の要約は以下の通りです。メインネットのスタートまでに、更にAMAを開催するので楽しみにしてください。それまでの間、Filecoin Community Slackの最新情報にご期待ください。
Wechat (Filecoin-Official)やTwitterでもお知らせしています。

■質問と回答のまとめ ほとんどの質問と回答は直接引用していますが、一部は読みやすくするために編集しています。

Q1
メインネットのスタートは具体的にいつですか？

A1
epoch148,888からメインネットスタートとなります。
訳注：epochとはBTCにおけるblockのような概念

Q2
Filecoinをマイニングできるようになるのはいつですか？

A2
Filecoinネットワークは現在「Mainnet Ignition」の段階にあり、マイナー、クライアント、その他のネットワーク参加者がリフトオフに先立って、最終調整中です。もしあなたがFilecoinのマイニングを始めたいと思っているのであれば、今がネットワークのセットアップを始める絶好のチャンスです。

Q3
SRのストレージパワーは全てメインネットに移管するのか？テストネットのFILもメインネットに転送されるのか？

A3
SR1、2の全セクターをメインネットに移管する予定です！ これらのセクターの担保コインや獲得したブロック報酬も移管され、SRを通してストレステストやプロトコルの改善に協力してくれた献身的なマイナーに報いたいと思います。これからメインネットローンチまでの間にバランス調整や、再分配などのアップグレードを行う予定です。

Q4
ディール(取引)の種類、検証済みのディール(取引)の詳細情報はありますか？また、いつ開始されるのか、マイナーのブロック生産にどのような影響があるのか。

A4
検証済みクライアントに関する原則とプロセスの詳細は、近日中に発表される予定です。ブロック生産にどのような影響を与えるかの具体的な仕組みは、すでにコードに記載されています。このメカニズムは、これらの詳細が発表され、ネットワーク上に複数の検証済みクライアントが存在するようになってから適用に入ります。

Q5
Protocol Labsは今年10月に開催されるWanxiang Blockchain Summitに参加しますか？

A5
Wanxiang Blockchain Summitに直接参加したいと思っていますが、世界的なパンデミックのため直接参加できません。多くの講演やパネルにバーチャルで参加することを計画しており、状況が改善されたら来年には中国を訪れることを楽しみにしています。

Q6
中国の９月大型連休には、大きなアップデートやLotusのアップグレードはありますか？

A6
いいえ！連休中に強制的なアップグレードを行わないように注意しています。私たちは、連休終わりの10月9日（金）の後半にアップグレードを行い、Lotusの新しい合意形成のリリースを計画しています。

Q7
マイナーはDiscoverデータをどのようにマイネット上で利用可能にできるか？5～8TBのデータをシーリングする必要があるのか、あるいはすでにシーリングしたセクターを利用できるのか？

A7
コードがデプロイされた時点で、Discoverデータは検証済みクライアントの1つになります。これらはデータ転送の手段に過ぎず、検証済みのクライアント取引こそが、マイナーに品質調整力(Quality-Adjusted Power)を与えることになります。

Q8
現在誰がgo-filecoinの実装を管理しているのですか？

A8
IPFS Forceです。彼らはこのRFP*を申請し、Filecoin DevGrantの申請プロセスを経て受理されました。IPFSForceは以前からコミュニティで高評価のメンバーとして参加してくれています。

Q9
マイナーはSR2の間、Lotus以外のアプリを使って採掘できますか？

A9
残念ながらまだできません。ですが私たちは独自のノードとマイナーの実装を奨励しています。
私たちの外部実装の開発では、イグニッションネットワーク中のマイニングの検証まで後１歩というところです。アップデートにご期待ください。

Q10
Slingshotで、クライアントが私とストレージ取引をするために、様々なマイナーリストから選ばれるにはどうすればいいですか？

A10
このリストは、コミュニティメンバーによって生成され、アクティブなマイナーにクエリ-アスクメッセージを送信して、それぞれのマイナーとストレージ取引をしようとします。マイナーが取引を受け入れて、取引をシーリングし始めると、ステータスは「active-sealing」とマークされます。マイナーがこのリストに表示されるためには、マイニングノードを使用可能にし、クライアントからのストレージ取引を受け入れるように設定してください。ノードを再起動することなく、その場で取引の受け入れを変更するためのミニスクリプトを用意しました。これは以前のjqベースの取引受け入れロジックを置き換えるものです。ダウンロード後、実行可能にし（chmod 755 dealfilter.pl）、取引受付変更のためにノードを再起動する必要がないようにすることができます。
詳細はこちらを御覧ください。

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